地元物件 現場見学に行ってきました!

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
長いこと更新が滞ってしまい、申し訳ございませんm(_ _)m
製作レポートも随時更新してまいりますので、本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

さて、今年初の記事になりますが、昨年末に建方が始まった地元物件の現場に行ってきましたのでご紹介いたします!
  ▲年末の現場状況

こちらの物件は増築工事です。建物は写真では見えにくいですがL字形をしています。
写真手前側の角(L字の折れた部分にあたる)から端方向へ、下り勾配がついています。

私は今回、初めて自分の携わった物件(といっても積算図だけなのですが…)を実際に見たのですが、
パソコン画面で見るより実物はこぢんまりしているなぁとか、鳶さんは高くて足場の悪い所をいとも簡単に移動していて
すごいな~と感じました。

現場作業員のみなさんは、手がかじかむ寒さの中、ボルトを締めたり、タッチアップ(部分的な補修塗装)の
ペンキを丁寧に塗ったりと、手際よく作業をしていました。
現場ならではの道具の名前や休憩中の打合せの会話も、とても勉強になりました。
コーヒーもごちそうになりました!温かいお心遣い、ありがとうございます!!

せっかくですので、今回勉強した現場の道具をいくつかご紹介します!
  
↑テツダンゴ                                  
 見えづらいですが、ベースプレート中央にあるねじ状の金物です。       
 基礎コンクリートにテツダンゴを埋込み、ねじで高さを調整します。      


↑年始、モルタルを充填した後です。  
 柱脚がしっかり固定されました。

  
↑スタンション
 高所作業での墜落防止のために取りつける仮設の支柱(手すり)です。
 スタンション間に親綱と呼ばれるロープを張り、その間を安全帯(命綱のついた胴ベルト)を着けた鳶さんが移動します。
 1枚目の年末の現場写真を見ると、鳶さん達がこれらの保護具をしっかりと装着しているのが分かります。

 ネットフック
 こちらも墜落防止の安全ネットをかけるための仮設金物です。
 大きな物件になると、ネット受ピースを工場で溶接することもあります。今回は着脱式のものを使用しました。


下から見ると、建物全体に安全ネットがかけられているのが分かります。


↑トラワイヤー
 柱脚部分しか写真を撮らなかったのですが、見るからに頑丈そうな太いワイヤーです。
 柱が倒れないように固定し、柱の倒れを管理許容値内に調整しています。
 1枚目の写真を見ると、手前側の角の柱の柱脚からトラワイヤーが斜めに張ってあるのが確認できます。


 
年始の現場の様子です。屋根の下地が貼られていました。
コンクリートを流し込むための型枠も組まれています。

完成の日も近づいてきました。出来上がりが楽しみです!
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