地元物件 現場見学に行ってきました!
2022-01-20
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます! 長いこと更新が滞ってしまい、申し訳ございませんm(_ _)m 製作レポートも随時更新してまいりますので、本年もどうぞ宜しくお願いいたします! さて、今年初の記事になりますが、昨年末に建方が始まった地元物件の現場に行ってきましたのでご紹介いたします!▲年末の現場状況 こちらの物件は増築工事です。建物は写真では見えにくいですがL字形をしています。 写真手前側の角(L字の折れた部分にあたる)から端方向へ、下り勾配がついています。 私は今回、初めて自分の携わった物件(といっても積算図だけなのですが…)を実際に見たのですが、 パソコン画面で見るより実物はこぢんまりしているなぁとか、鳶さんは高くて足場の悪い所をいとも簡単に移動していて すごいな~と感じました。 現場作業員のみなさんは、手がかじかむ寒さの中、ボルトを締めたり、タッチアップ(部分的な補修塗装)の ペンキを丁寧に塗ったりと、手際よく作業をしていました。 現場ならではの道具の名前や休憩中の打合せの会話も、とても勉強になりました。 コーヒーもごちそうになりました!温かいお心遣い、ありがとうございます!! せっかくですので、今回勉強した現場の道具をいくつかご紹介します!
↑テツダンゴ 見えづらいですが、ベースプレート中央にあるねじ状の金物です。 基礎コンクリートにテツダンゴを埋込み、ねじで高さを調整します。
↑年始、モルタルを充填した後です。 柱脚がしっかり固定されました。
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↑スタンション 高所作業での墜落防止のために取りつける仮設の支柱(手すり)です。 スタンション間に親綱と呼ばれるロープを張り、その間を安全帯(命綱のついた胴ベルト)を着けた鳶さんが移動します。 1枚目の年末の現場写真を見ると、鳶さん達がこれらの保護具をしっかりと装着しているのが分かります。 ネットフック こちらも墜落防止の安全ネットをかけるための仮設金物です。 大きな物件になると、ネット受ピースを工場で溶接することもあります。今回は着脱式のものを使用しました。
下から見ると、建物全体に安全ネットがかけられているのが分かります。
↑トラワイヤー 柱脚部分しか写真を撮らなかったのですが、見るからに頑丈そうな太いワイヤーです。 柱が倒れないように固定し、柱の倒れを管理許容値内に調整しています。 1枚目の写真を見ると、手前側の角の柱の柱脚からトラワイヤーが斜めに張ってあるのが確認できます。
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年始の現場の様子です。屋根の下地が貼られていました。 コンクリートを流し込むための型枠も組まれています。 完成の日も近づいてきました。出来上がりが楽しみです!
ロボット サイコロ溶接フル稼働
2021-09-27
長さ多種のサイコロ用角形鋼管が大量に入荷しました。
専門の資格を持つオペレーターにより、 ロボットは夜間・休日フル稼働で、単品・3段コア 様々なサイコロを作り上げていきます。
変形ダイアPLにも対応しています。
ロボット溶接
2021-08-30
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今回のロボット溶接は3台のサイコロを連結している様子です。 建物が複雑になり、ブラケットの高さが違う位置につく事が多くなると連結したサイコロが必要となります。 休みなく動いてくれるロボットのおかげで、その他の、人の手でしかできない作業に時間を当てることができます。
中間ダイアPLが入るサイコロ組立の様子
2021-08-01
柱と梁を接合するブラケットの中心部になるサイコロと呼ばれる部分です。 ブラケットの背(高さ)が異なる部分はこの様にサイコロの中に中間ダイアという厚板を取り付けます。 ブラケットを受ける高さに合わせて取り付けることにより、梁に加わる荷重を柱に伝える重要な1枚です。
切断+孔明け稼動の様子③
2021-07-19
切断・孔明け機の操作板には担当者が常駐し、十分安全に配慮し行われています。
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孔明けが完了し、H鋼材が切断されている様子です。
切断+孔明け稼動の様子②
2021-07-05
協立工業 工場内にある切断機はH鋼90㎝の大きさまで対応できます。
切断+孔明け稼動の様子①
2021-06-28
鉄骨製作において最初の工程が切断+孔明けとなります。 設計課で材料の切断長さと孔位置などの必要な情報をデータ化して、操作板に取り込み、機械を稼動させます。
H鋼材を寝かせた状態で機械へ入れます。 上からウェブの孔明け、左右からフランジの孔明けが行われます。
計画され整列された製品ヤード
2021-06-21
前回より紹介しています大型施設、多種多様の梁が積み込みを待っている製品ヤードの様子です。 積み込みをスムーズに進めるために置き方や並び方も十分に計画され行われています。
多種多様 -梁製作経過
2021-06-14
建物が大型になるにつれて、使われる梁も種類が増えていきます。 H鋼のサイズも、そこに附帯する部品も、仕上がりの形も、多種多様となります。
大型施設 各種梁製作中
2021-06-07
建物が大型になると梁に附帯する部品も多くなります。 こちらの梁上部に取り付けられている丸パイプはサヤ管と呼ばれる部品で、 現場にて墜落防止用の安全柵を取り付けるための足元となります。
こちらの梁上左右に取り付けられたアングルは、かさ上げ材と言って 仕上げの床の高さ調整の役割を担っています。