組立溶接と本溶接 レポート
組立溶接とは、
部材の位置を決め、本溶接中のずれを防ぎます。
位置や角度などを調整したあと
本溶接ヤードへの移動や、本溶接中に位置決め溶接がはずれてしまわないように
(組立溶接の規定値である脚長4mm以上で40mm以上の溶接長)隅肉溶接を行います
これが組立溶接です。
母屋受けPLの組立溶接
組立溶接中
スチフナの組立溶接
溝形鋼の組立溶接
本溶接とは、
溶接を施工する際の組立溶接などを除き、主となって
鉄骨強度を確保する溶接です。
主に、半自動溶接機を使って本溶接作業をします。
半自動溶接に使われるワイヤーには種類があり、
ソリッドワイヤーやフラックス入りワイヤーなどがあります。
原料の種類や配合を調整することで様々な特性を付与することができ、
用途に合わせてワイヤーを変えていきます。
本溶接中
組立溶接
本溶接後
組立溶接・本溶接ともに溶接技術検定試験に合格した有資格者が行っています。
本溶接は、製品の強度や耐久性を確保するために非常に重要です。
欠陥が無いように丁寧な溶接を行っています。